2015年08月11日

縦書きを横書きで読めるフォント

誰しも時に突飛なアイディアを思いつくことがあると思います。

グリフを90度回転させたら横書きコンテンツを縦書きで読める!

と思いついたのは何年前だっただろうか。(後述のオマケを参照してください)

まずはスクリーンショットを。端末は数ヶ月前に購入したKobo Aura H2Oです。(Kindleはフォントの入れ替えが面倒なので)
横→縦_2559x1429.png

逆向きに回転すれば縦書きコンテンツを横書き表示にすることもできますね。
縦→横_2559x1429.png

※今まで書き忘れていましたが、スクリーンショットのサンプルに使っているのは青空文庫の「寺田寅彦:神話と地球物理学」のテキストファイル(ルビあり)を「AozoraEpub3」というソフトを使って自分でePub化したファイルです。縦書き版、横書き版をそれぞれ作成してテストしました。

とりあえず作ってみたフォントを置いておきます。
DRU05Gothic H2V V2H.zip
中にはフォントが2つ入っています。元にしたのは前回私がアレンジしたDRU05ゴシックです。フォント名末尾に“H2V”がついているほうが「横書き→縦書き」です。“V2H”のほうは「縦書き→横書き」です。HはHorizontal(水平な)、VはVertical(垂直な)です。2はtoを意味し、H2Vは横書きを縦書きへ、というつもりです。V2Hは縦書きを横書きへ、です。回転したグリフは、ひらがなカタカナ漢字、全角英数のほか、必要と思われる記号だけなので、回転が必要なグリフがまだ残っていることは大いに有り得ます。このフォントを使用してみて、回転が必要なグリフを見つけた場合はその旨をコメントしてください。気が向いたら修正して再掲載します。明朝体が欲しい方もコメントしてください。ヒマを見つけて作成します。


ところで。
こんなモノに実用性があるのかどうかは置いといて、縦書きで読むか横書きで読むかをユーザーが選択できるということには一定の意義があると思います。現状のテキスト系の電子書籍は縦書き、横書きが決められた状態で販売されています。つまりユーザーには縦書き表示、横書き表示の自由は与えられていないのです。文字の大きさのほか、表示フォントを変えることさえユーザーには自由が与えられているのに、です。

私はePubの仕様についてはほとんど知りませんが、3.0で縦書きが追加されたことは知っています。ePubは“リフロー機能”が特徴なのに、あとから追加された縦書きはリフロー機能には含まれなかった、ということなのでしょうか。縦書き横書きの自由をリフロー機能に含めて欲しい、という私の要望です。


オマケ;

このアイディアを思いついた当時、私はまだ電子書籍とは無縁だったのでコンテンツではなくウェブページを縦書きで読むことを考えていました。確かメイリオの登場でClearTypeが話題になっていた頃で、MSゴシックからビットマップを削除してClearTypeで表示したらどうなるか、などを試していた記憶があります。前回の漢字を微妙に右上がりにする作業をしながら、ふとそんな昔のことを思い出し、今度はウェブページではなく電子書籍で試してみた次第です。


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posted by K26C at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | フォント | 更新情報をチェックする

2015年07月27日

E-inkデバイス用、漢字が微妙に右上がりなフォント

前回の改変案を取り入れたフォントを置いておきます。

DRU1.zip(1度右上がり)
DRU05.zip(0.5度右上がり)

効果の検証は1度の角度で行ないましたが、1度はかなり大きな角度と感じたので半分の0.5度右上がりも作成しました。角度がより微小になることで効果が出ない場合が増えますが、画面全体が傾いているかのような錯覚は軽減されます。

「右上がり」は英語で何と言うのかとグーグル先生に尋ねたところ「Diagonally right up」だと教えてもらったので、フォント名にその頭文字を付けることにしました。「DRU1」が1度右上がり、「DRU05」が0.5度右上がりです。それぞれIPAexゴシック、IPAex明朝、KoKin明朝Regularを元にしたフォントの3種をパッケージしてあります。

posted by K26C at 18:50| Comment(0) | TrackBack(0) | フォント | 更新情報をチェックする

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